“爆笑”ではありませんが……
“局地戦型もの書き”菊池たけし氏のあとを受け、『ダブルクロス The 2nd Edition』のゲームデザイナー・矢野俊策氏が自らGMを務めたリプレイ・シリーズ第1弾です。 プレイヤーに、『アリアンロッド』でベネット役を演じた大畑顕氏、『ダブルクロス』のイラストレーター・しのとうこ氏、F.E.A.R.リプレイではすっかりおなじみの田中天氏、鈴吹太郎社長を迎え、非常に楽しい物語に仕上がっています。プレイヤーだけを見ると非常に濃い面々なのですが、爆笑シーンもほどほどに、『ダブルクロス』の持つ繊細さが上手く表現された、どこかしっとりとしたシナリオに仕上がっています。ですので、菊池GMの爆笑イメージで読んでしまうと少し期待を外されるかもしれませんが、リプレイとしての面白さは全くヒケをとっていません。 ゲームやプレイの理解を深めるという点では不親切な面も多少見受けられますが(キャラクターシートが無い、ロイスの取得状況がわからない……って、これは菊池リプレイでも同じですね)、純粋にリプレイとして読む上では、ゲームとしての『ダブルクロス』を知らなくても充分に楽しめる内容だと思います。(実際、私は『ダブルクロス』をプレイしたことがありません)
富士見書房
ダブルクロス・リプレイ・オリジン 残酷な人形 (ドラゴンブック) ダブルクロス・リプレイ・オリジン―破滅の剣 (富士見ドラゴンブック) ダブルクロス・リプレイ―聖夜に鳴る鐘 Dynast (富士見文庫―富士見ドラゴンブック) ダブルクロス・リプレイ 闇に降る雪―Queen of Blue (富士見DRAGON BOOK) 消え去りし楽園―ダブルクロス・リプレイ・ヴァリアント (富士見ドラゴン・ブック)
|